ヘッド周りのガタは他にも原因があったぁ

全く前に進まないことに苛々させられる折りたたみ自転車。

まるでカゴの中のハムスターのごとくペダリングしても、子供のナンチャッテATBに置いていかれてしまうのである。
この自転車を普通の自転車並みに走らせるため、長く遠い改良へのイバラの道程が始まったのです。

チェーンホイールを36Tから52Tへ交換したことにより、劇的な走行性能の変化を見せた折りたたみ自転車。

ブレーキも交換し、これで明るい自転車ライフがやってくるかと思われたが次なる問題が発覚。

「ヘッド周りからのガタ」

次々と襲ってくる問題に、新たな対応を迫られるのであった。

ブレーキの強化により発覚した今回のヘッド周りからのガタ。
フォークの歪み等がなければ、ヘッド周りをオーバーホールすればたいてい収まるので、分解・グリスアップして増し締めします。

最近この折りたたみ自転車を触るようになって、あちこちの自転車店を見回すことが多くなりました。
その時ワゴンの中に山積みされたセール品の中から見つけたのが、ハンドルステム(110mm) 700円

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何故か本体の写真を撮り忘れている・・・。

折りたたみ自転車はノーマルステムのスレッドヘッドセットというママチャリ仕様なので、どうせならナンチャッテ「アヘッド」化してしまいます。
ノーマルステムはハンドルポジションの自由度が高いので、ハンドル位置が手前で窮屈な折りたたみ自転車に、突き出し110mmのハンドルステムを取り付けてポジションの自由度を広げて、ポジション改善も狙っていきます。

毎日のようにAmazonから届くダンボールに、家族の目もだんだんと冷たくなっています。
最早なんだか分からなくなってきています。
勝手に右手が「カートに入れる」をクリックして、気がついたら目の前にダンボールが届いています。
車庫にあふれるダンボール、家族からの冷たい視線。
暖かいのは、駄犬のハァハァと生臭い吐息だけです。

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今回もナンチャッテ「アヘッド」化に伴い、いつものナンチャッテ仕様御用達のドッペルギャンガー様のお世話になります。

DOPPELGANGER ステムアダプター 全長290mmロングタイプ [対応コラムサイズφ22.2mm&φ25.4mm] 専用コラムシム付属 アルミ合金製 台湾製 DHS149L-BK 2,948円


ドッペルギャンガーさんは2020年3月で、自転車事業から撤退されたようです。
このロングタイプステムは、他社での代用品がみつかりません。
台湾のメーカーから発売されていてもおかしくないのですが。
ただ、かなり応力が掛かる部品なので、この長さで耐えられる製品となると難しいのかもしれません。
実際、このステムは坂道の立ち漕ぎなど力を込めると、ギシギシと鳴ってわずかにしなっているようです。
あまりハードに使うと根本からポキリなんてこともありえますね。


25.4mm用のスペーサーも付属していますが、マイ折りたたみ自転車はコラムサイズ22.2mmなので、スペーサーは使いません。

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上から見ると「アヘッド」ぽいけど・・・。

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下はウスのついたノーマルステムです。

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ハンドルステムと組み合わせるとこんな感じになりなす。

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ノーマルのステムに比べて、ハンドルポジションが前に出ています。

ここまで来たら、ハンドルもブルホーン化にしてしまうかとも迷ったのですが、家族の冷たい視線とグリップシフトがネックになって、ここは男らしくキッパリとあきらめました。

サムシフターにして・・云々なんては一切考えませんでした、ということにしておきます。(あぁ勝手に右手がカートへ・・・)

ハンドルをハンドルステムから抜くために、ハンドルグリップを片方抜きます。

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ハンドルグリップが固くてシリコンスプレーをガンガン入れても全く外れなかったので・・・。

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カッターで途中まで切っちゃいました。
全部切ってしまうと再利用できなくなるので途中まで切りました。

ステムを抜いて

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ヘッドのロックナットを外します。
ここまでは、前カゴとLEDライトの取付で行っていましたのでスイスイと進みます。

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ここで新しい工具が登場します。

ASH 引掛スパナ45/48 FK0045 577円

適用寸法が45~48mmなので、これ一本あれば自転車の整備ならOKですが、マイナスドライバーでガンガンやっても外れます。

アジャストレースを外します。

ロードのタイプと違ってアジャストレースにナットが切ってありません。
多分締めるときは手で締めれるだけ締めて、引っ掛けスパナで共回りして締めるようですね。

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アジャストレースを外したら、リテーナーが見えます。

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グリスも切れて廃墟感があふれています。
リテーナーも汚れと化したグリスに、まとわりつかれています。

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ヘッドのワンも泥汚れのように、ヘドロ化したグリスに占領されています。

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フレームを上に持ち上げてフォークを外しますが、フォークはフレームから外れると一輪車状態になっていますので、手で支えていないとステムのネジ部分をカンカラカーンと勢い良く地面に打ち付けてしまうので注意が必要です。

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フォークにハマっているリテーナーも取り外します。

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ダストシールも汚れています。

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ここまでのパーツをブレーキ・パーツクリーナーで古いグリスや汚れを落としていきます。

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リテーナーはある程度汚れを落として

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ジプロックに放り込んで

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ブレーキ・パーツクリーナーをスプレーブシュゥゥゥッ!!!

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ジプロックの口を閉じてカシャカシャとシェイク・シェイク!!!

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あとは、グリスをたっぷりと入れていきます。
組み付けていくと余ったグリスは、はみ出てきますので付け過ぎの心配はいりません。

リテーナーの向きはベアリングがヘッドのワンに向くようにセットします。

フォーク側は上向き、ステム側は下向きです。

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うりゃ~ (リテーナーのむきに注意!!)

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どうじゃい

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ほれほれっ!! (この写真リテーナーの向きが逆です・・・)

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あとは外した逆の手順で組み付けていきます。

引っ掛けレンチで締めるときに、ヘッドにガタがなくてスムーズに動くところまで締めます。

ヘッドのガタの確認は、ロックナットを通したステムを付けて確認したり、フォークを前後に揺らしたりして確認します。

ロックナットを締めてヘッドのオーバーホール完了です。

グリスがはみ出ているので、パーツクリーナを少しつけたウエスで拭き取ります。
パーツクリーナーを直接ふりかけるのは絶対にダメです、隙間からヘッド内に入るとせっかくのグリスアップが台無しになってしまいます。

ナンチャッテ「アヘッド」ステムを取り付けます。
ハンドルステムは必ず通してから取り付けないと、後から取り付けることはできませーん。

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これで、ノーマルステムに「アヘッド」が付いちゃいます。
ドッペルさんのラインナップ恐るべし・・・。
ドッペルさんの自転車を購入するときは注意しないと、アヘッドだと思って購入したら実はスレッドヘッドだった、なんて笑えないこともありそうです。

ハンドルを取り付けます。
おぉォォ、なんかわからんが それっぽい。

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ブレーキを取り付けて

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ヘッドのガタを確認すると・・・・

「ガタガタ・・・」(えぇぇぇ~)

増し締めして、再度確認・・・

「ガタガタ・・・」(えぇぇぇ~)

マジかよ、ヘッドかフォークが歪んでいるのか?

冷静になってよく観察してみると・・・。

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ここの隙間が微妙に動いている。

確かにここから音がする。

ガンガンに締め付けて、手のひらに跡が残る程締めてあるのに、ゆるみがあります。
冷静に考えたら手で締まるようなトルクで、自転車の背骨を支えられるわけがない。

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ラチェットで増し締めすると、音がなくなりました。
うぅ~ん、折りたたみ自転車を、フレーム「ガタガタ」鳴らしながら乗っていても、ほとんどの人は気づかないと思います。

工具無しで折りたためるなんて、ありえない話なんですよね。
人が乗って地面から受ける衝撃は結構なもんですから怖いですね。

とりあえず、ナンチャッテ「アヘッド」とヘッド周りオーバーホール完了しました。

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今回の出費
部品
ワゴンセールのハンドルステム 700円
DOPPELGANGER ステムアダプター 全長290mmロングタイプ [対応コラムサイズφ22.2mm&φ25.4mm] 専用コラムシム付属 アルミ合金製 台湾製 DHS149L-BK 2,948円
———————————-
計 3,648円

工具
ASH 引掛スパナ45/48 FK0045 577円
———————————————–
計 577円

今回の合計 4,225円
トータルの出費 14,943円 (部品 11,283円/工具 3,660円)

あぁヤバイですってぇ・・・。

オンライン英会話レッスン

ヘッド周りのガタは他にも原因があったぁ” に対して2件のコメントがあります。

  1. ケンケン より:

    まだ途中までしか拝見していませんが、ステキなお父さんですね。
    こんな風に自分の乗っている自転車がどんどん使いやすくカッコ良くなっていったら子どもは嬉しいでしょうし、何でもできるお父さんを尊敬すると思います!

    1. zombie より:

      コメントありがとうございます。
      残念ながら、長男はかなり迷惑そうですし、全く尊敬もされていません。
      まあ、自分の趣味として子供を使っているところもありますから仕方ありませんね。
      反面教師として、子供達を正しい道に導ければよいかと・・・。

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