ボトルケージを安定の日本製ミノウラに交換、ボトルゲージすらまともに作れない中華製品に辟易。

2018年6月5日

まぁ、前カゴが付いてるから、ボトルゲージなんていらないって言えばいらないんだけどね。
でも、自分の勝手な基準では、ボトルゲージの有無が、自転車へのこだわり方の度合いと比例してるのでありまして、ボトルゲージがついている=こだわりの自転車という、勝手な公式が成り立っているので、割と初期の段階からボトルゲージを取り付けていました。
このボトルゲージへのこだわりのルーツをたどってみると、やっぱり中学校時代に少ないお年玉を何年も貯めて買った、クロモリのランドナー「丸紅山口ベニックス S-X102A」にあるのではないかと思います。

自転車屋のガラスケースの中で、うやうやしく吊るされていたそれは、ウブな中学生の心を鷲掴みするには充分な魅力を持っていました。
フロントバッグやエアポンプなんかも標準でついてきて、それは宝石箱のような存在でしたが、トップグレードの「101A」についていた、ボトルゲージが付いていなかったのです。
そうです、ボトルゲージが付いていないコンプレックスは、ウブな子供の心を鬱屈させるのに充分な存在でした。

この安売り折りたたみ自転車にも、「ダイソー100円ボトルゲージ」から「ノーブランドカッコだけボトルゲージ」が取り付けられてきました。
普段は、前カゴが活躍してくれているので、ほとんど使うことがなかったボトルゲージですが、先日の天気の良い日にご近所を散歩にいこうと、冷蔵庫で冷えていた運動時に飲むのには全く適していない、サンガリア「大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ」500mlのペットボトルを手に出かけたわけですが。
ボトルゲージに、サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」を差し込んだときに、違和感は感じていました。
ボトルゲージの材質が弱すぎて、手前に開いてきていて、しっかりとホールドされている感はありませんでしたが、まぁそこは近所を散歩するだけなので、あまり気にせずにそのまま走り出しました。

悲劇は、田んぼに囲まれた道を吹き抜ける風を気持ちよく感じながら、ペダルを踏んでいるときに起こりました。
元々予算の少ない田舎道の舗装路なので、道路の補修などは最低限にしかできていません、ましてやここは雪国ですから、冬の間の除雪でアスファルトは、ガタガタにされています。
何回も上塗りされたアスファルト舗装の、表面のアスファルトが剥がれて、古い舗装が出ている路面で、「カタン」と段差に入った途端に、サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」500mlペットボトルが、宙に舞うのを視界の隅でとらえました。

体操の白井健三を思わせるかのごとく、見事なヒネリを入れながら回転するサンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」は、ペダルを踏む左膝によってより複雑でスピードを増して「シライ3」のごとく、見事に田植えの終わったばかりの田んぼに着地しました。

その時、強く心に誓いました。

ボトルゲージは、まともな製品に変えよう。

そう、ボトルゲージすらまともに作れない、中華のモノづくりとは一体どうなっとんのや。
売ったら終わりの国民性の、かの国にブランドは作ることができないから、シャープを始めとする日本メーカーを狙ってくるわけですね。
ブランドを消費したら次のブランドを求めて、また同じことを繰り返す、イナゴ商売しかできないわけです。

そんなこんなで、購入したのが。

MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 926円」

2個あるのは、次男のGIOSミストラルの、ボトルゲージも交換するためです。

ちゃんと、日本で作っています。

サクサクと取り替えます。

『サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」シライ3放出装置』を取り外して。
ミノウラ・ペットケージを取り付けます。
しっかりと、「Made in Japan」の文字が書かれています。
何度か、ケージを曲げて調整します。
サンガリア「大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ」も、しっかりと収まっています。
前回、シライ3が発動されたコースを走りました。

サンガリア「大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ」は、しっかりフリフリされて、しっかりと泡立っております。

こうやって、地道に自社のブランドを高めている企業を応援しないといけませんね。

ボトルゲージマウントも、ミノウラにしようかしら。

MINOURA(ミノウラ) ボトルケージホルダー [BH-100S] φ22-29mm対応 1,091円」

今回の出費
部品
MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 926円
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計 926円

工具
0円
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計 0円

今回の合計 926円
トータルの出費 72,476円 (部品 63,096円/工具 9,380円)


番外編
地球の限りある資源を無駄遣いして、ゴミとなっていく、『サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」シライ3放出装置』2ケ

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物欲と、どうしようもない機能の低さに、車庫の奥で忘れさられた折りたたみ自転車に重なる自分に、改良(改造)という禁断の領域に踏み込んでしまった、機会をいじる事と若い女性が大好物の中年おやじ。

ホームセンターで9,800円で売られている折りたたみ自転車を、安心安全そして少しだけカッコよく乗るためにはいくらかかるのかを、人柱になって検証します。

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