ボトルケージを安定の日本製ミノウラに交換、ボトルゲージすらまともに作れない中華製品に辟易。

まぁ、前カゴが付いてるから、ボトルゲージなんていらないって言えばいらないんだけどね。
でも、自分の勝手な基準では、ボトルゲージの有無が、自転車へのこだわり方の度合いと比例してるのでありまして、ボトルゲージがついている=こだわりの自転車という、勝手な公式が成り立っているので、割と初期の段階からボトルゲージを取り付けていました。
このボトルゲージへのこだわりのルーツをたどってみると、やっぱり中学校時代に少ないお年玉を何年も貯めて買った、クロモリのランドナー「丸紅山口ベニックス S-X102A」にあるのではないかと思います。

自転車屋のガラスケースの中で、うやうやしく吊るされていたそれは、ウブな中学生の心を鷲掴みするには充分な魅力を持っていました。
フロントバッグやエアポンプなんかも標準でついてきて、それは宝石箱のような存在でしたが、トップグレードの「101A」についていた、ボトルゲージが付いていなかったのです。
そうです、ボトルゲージが付いていないコンプレックスは、ウブな子供の心を鬱屈させるのに充分な存在でした。

この安売り折りたたみ自転車にも、「ダイソー100円ボトルゲージ」から「ノーブランドカッコだけボトルゲージ」が取り付けられてきました。
普段は、前カゴが活躍してくれているので、ほとんど使うことがなかったボトルゲージですが、先日の天気の良い日にご近所を散歩にいこうと、冷蔵庫で冷えていた運動時に飲むのには全く適していない、サンガリア「大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ」500mlのペットボトルを手に出かけたわけですが。
ボトルゲージに、サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」を差し込んだときに、違和感は感じていました。
ボトルゲージの材質が弱すぎて、手前に開いてきていて、しっかりとホールドされている感はありませんでしたが、まぁそこは近所を散歩するだけなので、あまり気にせずにそのまま走り出しました。

悲劇は、田んぼに囲まれた道を吹き抜ける風を気持ちよく感じながら、ペダルを踏んでいるときに起こりました。
元々予算の少ない田舎道の舗装路なので、道路の補修などは最低限にしかできていません、ましてやここは雪国ですから、冬の間の除雪でアスファルトは、ガタガタにされています。
何回も上塗りされたアスファルト舗装の、表面のアスファルトが剥がれて、古い舗装が出ている路面で、「カタン」と段差に入った途端に、サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」500mlペットボトルが、宙に舞うのを視界の隅でとらえました。

体操の白井健三を思わせるかのごとく、見事なヒネリを入れながら回転するサンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」は、ペダルを踏む左膝によってより複雑でスピードを増して「シライ3」のごとく、見事に田植えの終わったばかりの田んぼに着地しました。

その時、強く心に誓いました。

ボトルゲージは、まともな製品に変えよう。

そう、ボトルゲージすらまともに作れない、中華のモノづくりとは一体どうなっとんのや。
売ったら終わりの国民性の、かの国にブランドは作ることができないから、シャープを始めとする日本メーカーを狙ってくるわけですね。
ブランドを消費したら次のブランドを求めて、また同じことを繰り返す、イナゴ商売しかできないわけです。

そんなこんなで、購入したのが。

MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 926円」

2個あるのは、次男のGIOSミストラルの、ボトルゲージも交換するためです。

ちゃんと、日本で作っています。

サクサクと取り替えます。

『サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」シライ3放出装置』を取り外して。
ミノウラ・ペットケージを取り付けます。
しっかりと、「Made in Japan」の文字が書かれています。
何度か、ケージを曲げて調整します。
サンガリア「大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ」も、しっかりと収まっています。
前回、シライ3が発動されたコースを走りました。

サンガリア「大阪生まれのフリフリ みっくちゅじゅーちゅ」は、しっかりフリフリされて、しっかりと泡立っております。

こうやって、地道に自社のブランドを高めている企業を応援しないといけませんね。

ボトルゲージマウントも、ミノウラにしようかしら。

MINOURA(ミノウラ) ボトルケージホルダー [BH-100S] φ22-29mm対応 1,091円」

今回の出費
部品
MINOURA(ミノウラ) ペットボトル用ケージ [PC-500] 500ml用 926円
—————————————
計 926円

工具
0円
—————————————
計 0円

今回の合計 926円
トータルの出費 72,476円 (部品 63,096円/工具 9,380円)


番外編
地球の限りある資源を無駄遣いして、ゴミとなっていく、『サンガリア「みっくちゅじゅーちゅ」シライ3放出装置』2ケ

オンライン英会話レッスン

ボトルケージを安定の日本製ミノウラに交換、ボトルゲージすらまともに作れない中華製品に辟易。” に対して4件のコメントがあります。

  1. hooray より:

    大変お世話に成っております「hooray」です。

    もうzombieさんとは永い付き合いのようで、他人の気がしません。
    殆ど全てこのブログを頼りに「通販自転車の改造」を進めて来ました。

    お陰様で、毎日みたいにアマゾンから荷物が届く日々を余儀無くされています…
    最初のうちは女房も「身体に良くていい趣味だね」なんてニコニコしてましたが、最近は「何処まで逝くんだか付き合い切れない。何故最初からチャンとした自転車買わなかったの?」って無愛想です。
    それでも…まだ止められない、底無しの沼に嵌まってしまった様です(泣。

    53Tチェーンリングから始まり、軽量ステップ→軽量アルミホイール→ロードタイヤ→9速スプロケット→9速DR→9速シフター→細身サドル→軽量シートポスト→カーボンハンドル→バーエンドグリップ→エルゴングリップ→サイクルコンピューター。
    今、又ブレーキをシマノに変えようと「Deore」か「Alivio」か、ついでにスプリングもカッコいいのに変えようか…って思案している。

    嗚呼~物欲が止まらない! 私は猿に成ってしまいました。

    追)JNP製品の事、気にしていませんよ。私の知識がまだ足らないので良いものとそうでないものの違いが解っていないのです。あと、コンポーネントって言うのが有ると言うことも最近知りました。
    だから変速機関連は「アルタス」なのに、ブレーキを「ソラ」にしようか!なんて思ってしまうのです。
    阿呆です。

    1. zombie より:

      hoorayさん、ご愁傷様です。(笑)
      奥様のお言葉、いたく身にしみます。
      ホイールやっちゃいましたか。
      私は、迷っておりますが、後輪だけ451にしてカセット9速化とも考えていたのですが、今の所その勇気がございません。
      多分そこまで行くと、フレームに手を入れてしまいそうで怖いです。

      あまり、コンポーネントは気にする必要はないですよ。
      混ぜこぜの変態コンポーネントも、楽しさのひと味でもありますからね。

      1. hooray より:

        返信頂き大変ありがとうございます。

        実は… フレームに関して、やってしまったのです。
        件のホイールはヤフオクで落札したのですが… 
        フレームに入らない!!!

        そうなんです、エンド幅が125mmでした(私のはMTB「look」なので当然130mm)
        事前に質問して130mm(位)だという解答を得ていたのですが、組んだ
        ホイールだと直接は計れないのですね~、出品者を恨むことはしないで何と
        かしようとネットで仕入れた禁断の≪フレーム拡大≫を実行!

        ホームセンターから『8mm全ネジとナットと座金』を買い込み、徐々に
        広げました。
        恐る恐る、最初は125→140で一晩…127に拡大(チッ!)
        次は150で1晩…129に拡大(惜しい!あと3mmは欲しい!)
        次に155で3晩…135mm(?…ちょっと広いけどいくらか戻るだろ、まいいか)
        ※今、計っても戻ってない。塑性限界を超えてしまっているんでしょうね。
        これやるには相当悩みましたが『改造している醍醐味』とかなんとか自分に言い訳して、実行…
        (付け根の溶接割れないようにボルト2本と金属板でぎっちり縛って)

        なんて阿呆な事をやりながら、人に言えない(当然奥様なんかには決して
        言えない!)
        苦労を重ねて1か月間を『自転車改造』に費やしてしまった私です。

        その後もzombieさん推奨のトップ11T(11-30T)スプロケ入れましたよ。
        いや、ビュンビュンですね!感動です。
        だから、俺っちの安物自転車は、大事な「ワンオフバイク」に変身。
        外した部品は、片っ端からメルカリで格安処分。これが殆ど売れて意外な誤算。
        zombieさん、ありがとうございます、自力で進む自転車がこんなに面白い
        ものだとは
        思わなかった~、感謝しています!
        (最近は麻痺してしまったのか、女房の機嫌も直ったし…??)

        追)
        zombieさん御指摘の「フレームまで…怖い」の件。
        実は、検討しています!
        今、ブレーキ関係に手を入れてますので、後はフレームを残すのみです。
         あの『ONIPAX R6』、いいですね!
        台湾製ですか?あれを何とかして手に入れたいと、フツフツ込み上げてきています。
        もう、こうなったら行き着くところまで堕ちてみたいです(自転車と駆け落ち?)
        又、報告します…(逆に)お付き合い下さいね、お願いします。

        1. zombie より:

          フレームまで触るのが怖いZombieです。

          そうですか、やろうと思っていたことと、絶対起きるだろう問題に立ち向かわれたわけですね。
          その勇気に、乾杯です。

          『ONIPAX R6』いいですよね、って言いながらヤフオクをみたら、なんと『ONIPAX R1』のフレームが29,800円で出品されていました。
          フロントフォーク付きですね。
          う~ん、欲しい!
          でも無理です、無い袖は振れませんです、はい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)