全く前に進まないことに苛々させられる折りたたみ自転車。
まるでカゴの中のハムスターのごとくペダリングしても、子供のナンチャッテATBに置いていかれてしまうのである。
この自転車を普通の自転車並みに走らせるため、長く遠い改良へのイバラの道程が始まったのです。
チェーンホイールを36Tから52Tへ交換したことにより、劇的な走行性能の変化を見せた折りたたみ自転車。
ブレーキ交換ヘッド周り(フレーム)からのガタも解決、ヤワヤワの樹脂製ブレーキレバーも退治し、小心者の臆病さから見て見ぬふりをしていた「ゴリゴリのボトムブラケット」も解決し
これで、明るい自転車ライフがやってくるかと思われた矢先、我が家の大蔵省から「長男の自転車のタイヤがボロボロなので交換せよ」とのお達しがあった。
大黒柱としての権威など宇宙の彼方138億光年先に捨て去ってしまった体は反射的に、ははぁ~と大仰に土下座してお上からの重要な任務をお受けすることとなった。
しかし、そこはいかに小者といえども、小ズルさは人並みに持ち合わせているから始末が悪い。
モノタロウで「タイヤチューブセット(1台分)」1,990円なるものを早速見つけてニヤリ。
しかもFAX番号ご登録ありがとうクーポンが1,000円分ある。
「送料無料は3,000円だよなぁ」と、勝手に自分自身を納得させるかのように小さくつぶやいて。
小径車用スリックタイヤ 899円 x 2本 計1,798円
MTBサドル 539円
段付き4サイズスパナ 449円
も一緒にカートへ放り込む。
お代官様と手を組む越後屋よろしく、「お主もなかなかの悪よのう~」とつぶやきながら暗闇に響くマウスのクリック音「カチッ」。
そして、届いたのはシンコーの小径車用スリックタイヤ サイズは 20×1.75 H/E ETRTO規格 47-406 です。
多分細身の20×1.50でも入ると思うのですが、今回は同一サイズでの交換としました。
※後日、20×1.35の細身のタイヤに交換しました。
シンコー スリックタイヤ HE SR076 65103 ブラック 20×1.75
見るからにママチャリ用タイヤからのイメージチェンジである。
前後ブレーキのワイヤーを開放して、前ブレーキはタイヤが抜けるように、後ろブレーキはフレームから外してしまいます。
面倒くさそうな、後ろタイヤからやっつけます。
外してしまえば、自転車のタイヤ交換はあっという間に終わってしまします。
※後日タイヤ交換した記事に、タイヤ交換方法を詳しく記事にしています。
タイヤのエアーを半分以下にします、この時完全に抜いてしまうとチューブがリム側に落ちてくるので、タイヤレバーではさんでパンクさせることもあるので、少しだけエアーを残しておきます。
タイヤレバーを差し込んでタイヤの耳をリムの外側に持ち上げます。
タイヤレバーで持ち上げた反対側のタイヤをリムの外側に押すと、タイヤの耳とリムの隙間が大きくなるので、もう片方の指をタイヤとリムの隙間にいれて、リムの外側に引っ張るようにしてタイヤを回すと、簡単にリムから外れます。
片側が外れたらチューブのエアーを抜いて、バルブのネジを外してチューブをリムから抜きます。
あとは、片手でリムを持ってタイヤを上から外へはずすように力をかけれは。
このとおり
タイヤを付けるときは、タイヤの中にチューブを入れておきます。(写真のタイヤは今回のものとは違います。参考画像です。)
リムの穴にチューブのバルブをいれて、バルブがリムから抜けてしまわないように、ネジをかるくしめておきます。(写真のタイヤは今回のものとは違います。参考画像です。)
チューブを挟まないように注意しながら、タイヤの片耳をリムに入れていきます。
この時にタイヤの両側を一度に入れようとしても入りません。
片側がはいったら、チューブにエアーを少しだけ入れて、チューブがタイヤ内でリムから離れるようにします。
バルブの位置がずれないように注意しながら、タイヤをリムにはめていきます。
3/4位タイヤがリムにハマって固くなったら、タイヤのはまっていない部分の中心にタイヤレバーを差し込んで一気にリムに入れます。
この時、タイヤレバーでチューブを挟まないように注意してください。
バルブの位置をしっかりと合わせたら、エアーを半分ぐらい入れ、タイヤの上から力を入れて転がしてチューブとタイヤをなじませます。
あとは、しっかりエアーをいれたら完成です。
前輪はハブのグリスアップもして組み付けます。
入れすぎたグリスは組み付けた時に出てきますので、たっぷりと入れておきます。
後日、ウレアグリスを使ってハブをグリスアップしました。
グリスでベタベタになりながら、写真を撮りましたのでご参考にしてください。
サドルはやぐらつきなので、単純に付け変えるだけです。
サドルも後日、穴あきサドルに交換しました。
シートポストも交換しています。
なんか急にらしくなってきました。
おぉ
なんか
えぇやん
タイヤを変えると、「ブーン」ていう耳障りな音がなくなり、走行音も静かになりました。
後日、タイヤはサイズを20×1.35(ETRTO:35-406)へと交換しました。
今回の出費
部品
小径車用スリックタイヤ 899円 x 2本 計1,798円
MTBサドル 539円
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計 2,337円
工具
段付き4サイズスパナ 449円
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計 449円
今回の合計 2,786円
トータルの出費 19,160円 (部品 15,051円/工具 4,109円)
どこまでゆくんや~