前回の記事で
7速化したのですが、ディレイラーをシマノ「TOURNEY RD-TZ50」のまま使っていたのですが、変速は問題なくできるのですが、どれだけ調整してみてもスムーズに変速できませんでした。
シフトアップダウン共に一呼吸おいて変速します。
このままでも、実用上問題ないのですが、モッタリ感が我慢できなくてディレイラーを、シマノ リアディレイラー ALTUS 7/8スピード直付タイプ RD-M310-L ブラック ERDM310DL 1,800円に交換することにしました。
ハンガーも必要なので、SENQI 自転車ディレーラーハンガー 27スピード 一個 鉄製 680円も一緒に購入します。
ディレイラーにハンガーを取り付けます。
締付けトルクは8~10N・m
取り付けは「SHIMANO ディーラーマニュアル 基本作業書」を参考にしました。
TOURNEY RD-TZ50を取り外します。
チェーンを取り外します。
チェーンの取り外しは
を参考にしてください。
ワイヤーを取り外します。
作業がやりやすいように、リアホイールを取り外します。
取り外したディレイラー(TOURNEY RD-TZ50)と、これから取り付ける(ALTUS RD-M310)です。
ALTUSはスマートゲージですので、大きなプーリーギアがついています。
サクサクっと、ALTUS RD-M310を取り付けていきます。
おっ、なんかカッコイイぞ。
リアホイールを取り付けて、ストローク(可動範囲)を調整します。
ストローク調整は、調整ボルトでおこないます。
トップ側を調整します。
ディレイラーのプーリーが、トップギアの外側まで移動する場合は、Hの刻印のある調整ボルトを、時計回りに締め込みます。
逆にディレイラーのプーリーが、トップギアの内側までしか移動しない場合は、Hの刻印のある調整ボルトを、反時計回りに緩めます。
次にロー側を調整します。
ディレイラーのプーリーが、ローギアの外側まで移動する場合は、Lの刻印のある調整ボルトを、時計回りに締め込みます。
逆にディレイラーのプーリーが、ローギアの内側までしか移動しない場合は、Lの刻印のある調整ボルトを、反時計回りに緩めます。
ストローク調整が終わったら、ワイヤーとチェーン掛けて、SIS(変速)の調整をします。
チェーンの取り付けは
を参考にしてください。
「SHIMANO ディーラーマニュアル 基本作業書」では、
”シフティングレバーを数回操作してチェーンを最小スプロケットから2段目のギアに変速して、シフティングレバーをレバーの遊び分だけ操作した状態でチェーンが最小スプロケットから3段目に接触し、音鳴りする状態がベストセッティングです。”
となっているのですが、”レバーの遊び分だけ操作”が非常に曖昧で微妙なので。
自己流のディレイラー調整方法です。
シフトダウン(7速から1速)が、スムーズにできるまで、ワイヤーアジャスターを1/2回転ずつ反時計回りに回します(ワイヤーを張る)。
シフトダウンがスムーズにできるようになれば、シフトアップ(1速から7速)が、スムーズにできるまで、ワイヤーアジャスターを1/4回転ずつ時計回りに回します(ワイヤーを緩める)。
シフトダウンがスムーズにできるようになれば、再度シフトアップがスムーズにできるようになるまで1/4回転ずつ調整します。
これを繰り返して、微調整します。
シフトダウンがスムーズにできるないときは、ワイヤーを張る。
シフトアップがスムーズにできるないときは、ワイヤーを緩める。
だいたいこんな感じで調整すれば、うまくできると思います。
交換後の変速は、驚くほどスムーズになりました。
TOURNEY RD-TZ50が「ガチャガチャ~カシャン」なら、ALTUS RD-M310は「カシャ」と小気味よく変速します。
ただ、付いていたTOURNEY RD-TZ50は、取り付け部分に傷がついてサビもでているので、長男がどこかで当てている可能性もあるので、完璧な状態でないかもしれません。
リアディレイラーがGIOSミストラスと同じになりました。
今回の出費
部品
シマノ リアディレイラー ALTUS 7/8スピード直付タイプ RD-M310-L ブラック ERDM310DL 1,800円
SENQI 自転車ディレーラーハンガー 27スピード 一個 鉄製 680円
———————————-
計 2,480円
工具
0円
———————————————–
計 0円
今回の合計 2,480円
トータルの出費 56,763円 (部品 49,066円/工具 7,697円)